子どもが帰ってくるまでの限られた時間で働きたい、介護で忙しい中でも少しでも収入を得たい、そう悩んでいる方は少なくありません。
収入も欲しいし、社会と繋がりたい
育児や介護の合間に収入を得ることが難しいと思うかもしれませんが、実は隙間時間でも取り組める在宅ワークが増えています。
では、限られた時間でもどのように収入を得ることができるのでしょうか?今回は、その具体的な方法をご紹介します。
1. タスクをこなして報酬をもらう
1.成果報酬型(完全歩合制)のお仕事
成果報酬型のお仕事は、一般的に「業務委託」という働き方がほとんどで、雇用関係はなく発注者と受注者という関係性で仕事します。
仕事に対する責任は大きいですが、自分のペースで作業できるため、忙しい日には量を減らし、余裕のある日は集中して稼げる柔軟性がメリットです。
在宅ワークとして有名なWebライターやWebデザイナー、オンライン事務、SNS画像編集、台本執筆、文字起こし、翻訳など、業務内容は多岐にわたるので、一度検索してみることをオススメします。
時給型の業務委託もありますが、一日〇時間などと取り決めがあることが多いため、案件の内容をよく見て対応できるか否かを判断しましょう。
クラウドソーシングサイトだけでなく、ママワークス、しゅふJob、Indeedなどでも求人を探すことができますよ。倍率は高いですが、根気よく応募することが大事です!
オススメは、挙手制で仕事を取れる職場です!
例えば、私が所属していた某仕業事務所では、所属ライターが担当記事を選べるシステムでした。このようなシステムがあれば、自分の時間に合わせて仕事量を調整しやすくなります。
忙しい月は担当記事数をセーブし、得意な記事は複数一気に担当するなど、効率のいい働き方ができましたよ。
2.自動で売れるモノを作る
隙間時間を利用して、自身でモノを作って売ることも良い方法です。
なかでも、販売プラットフォームに作品をアップロードし、DL数によって収益となるパッシブインカムは、時間のない人にこそオススメの方法だと思っています。詳しく解説していきますね。
1.LINEスタンプ販売
日本ではスマホユーザーのほとんどが使っているといっても過言ではないLINE。月間ユーザー数は9,500万人以上にものぼり、老若男女、世界中に利用者がいます。
そんなLINEで稼ぐ方法は、「LINEスタンプ販売」です。
LINEスタンプは「ちょっと気の抜けたイラストが可愛い」とか「目が血走ってて面白い」など、デザインとしての秀逸さより、いかに「会話で使いやすいか」という基準で購入されるため、プロでなくても売れやすい特徴があります。
スマホがあればいつでもどこでも作業できるうえに、誰でも販売可能。
販売するには審査がありますが、ガイドラインに則って作成してあれば特に問題なく承認されることが多いです。一度販売を開始すれば継続的な作業は必要なく、忙しい人にとって嬉しい副収入となるでしょう。
収益は数百円~数百万円と幅広く、利用者数が多いため当たれば夢がありますね!
ちょっとしたイラストを描くのが好き、何気なく書いたイラストを褒められる、といった経験がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
参考:「LINEのユーザーはどんな人?」LINEキャンパス
2.イラストや写真の販売(イラストACなど)
自分で書いたイラストや写真も販売可能です。イラストや写真販売のサイトにアップロードしておき、ダウンロード数に応じて報酬が得られます。
イラストは、必ずしも人物である必要はなく、学級通信やWebサイトの素材に使えるような吹き出しや季節のイラストなどもダウンロードされる回数が多いので、上手にトレンドを意識しながらやると良いでしょう。
実際、私が旅行先で上手く撮れた写真をアップしたところ、少ないながらも継続的にダウンロードされており、ちょっとした副収入になっています。トップの人だと100万円以上の売上になることもあるようですよ!
イラストはオリジナルであること、写真に人物が映り込んでいる場合はトリミングする必要がありますので、気を付けましょう。
タブレットやスマホを利用して、いつでもどこでも隙間時間に制作できる点が魅力です。
3. グッズ販売(Suzuriなど)
Suzuriなどのオンライングッズ販売サービスを使って、自分のデザインを販売する方法もあります。
Webサイトでデザインデータをアップロードすれば、Tシャツやマグカップ、スマホケースなど、さまざまなアイテムを製作、販売、発送まで行ってくれます。
基本的に利用料無料のところが多く、利用者の注文後に製作されるため在庫を抱える心配もありません。発送作業等の手間もかからないため、イラスト製作以外の労力はほとんど不要といってよいでしょう。
ちょっと皮肉めいたイラスト、おしゃれなイラスト、可愛いイラスト、文字だけなど、なんでもOKなのでいろいろトライしてみるといいですよ。
4.不用品の販売
メルカリやラクマ、ジモティーなどで不用品を販売して稼ぐという方法もあります。
一般の中古販売店に売ろうとすると、ほぼ二束三文で買い取られてしまいますが、メルカリや楽天などでは販売手数料が安いため、利益を確保しやすい仕組みとなっています。
メルカリやラクマ、ジモティーが面白いのは、意外とニッチなものが売れるところ。
実際に私が出品した際には、おもちゃのばら売り(一部を紛失した人などに需要がある)、電気コードやキーボード、Bluetoothトランスミッター、浄水器のフィルターなども売れました。
メルカリやラクマでは、匿名での発送が可能なので、セキュリティ的にも安心。コンビニや専用ロッカーで24時間扱っているのも助かります。
オススメは、軽くて小さい物。
子供服やおもちゃ、家電の付属品などは送料も安く抑えられるため収益が上げやすいです。一方で、重くて大きい物は送料が高くなるため、注意しましょう。
まとめ:収益の作り方は「成果報酬型」×「自動で売れるモノを作る」がオススメ!
在宅ワークといっても収入を得る方法はさまざまです。
育児や介護で忙しく、隙間時間で働きたいと思っている人にこそ、「成果報酬型」をベースに「自動で売れるモノを作って販売する」働き方がおすすめですよ。
プライベートの都合に合わせてベースの仕事を調節しながら、自動で売上げたものは+αの収入として、安心感を得られるでしょう。
隙間時間を有効に活用して、まずは「成果報酬型」で収入を得つつ、自分に合った方法で「自動収益」を狙っていきましょう。
小さな一歩から始めることで、育児や介護の合間でも安定した収入が得られる未来を作れますよ。